き:一覧
期限
契約など法律行為の効力の発生・消滅または債務の履行期を将来確実に発生する事実にかからせる一種の制限(附款)をいう。
その事実が確実に発生する点で条件と異なる。
危険商法
「この消火器はもう取り換えないと『危険です』」などと言って不安感を起こさせ、まだ耐用年数があるのに新しいものを売り付ける商法のことである。
危険負担
売買などの双務契約において、一方の債務が当事者のどちらの責めにもよらないで履行不能になった場合、その損失をどちらが負担するかということを指す。
建物の売買契約のように特定物に関する物権の設定や移転を目的とする双務契約では、建物の引渡し前に建物が類焼するなど債務者(売主)の責めに帰せられない事由によって目的物が滅失・毀損した場合は、債権者が損失を負担し(民法534条1項)、それ以外の場合は債務者が負担する(同法536条)。
期限切れカード
有効期限が終了したクレジットカードのことである。
期限の利益
期限の到来までは債務の履行を請求されないとか権利を失わないなど、期限が到来していないことによって当事者が受ける利益のことである。
期限の利益は、一般的に債務者のためにあると推定される(民法136条1項)が、利息付きの定期預金や金銭消費貸借のように、債権者、債務者双方がもつ場合もある。
期限の利益を放棄することはできるが、それにより相手方に損害があれば賠償をしなければならない(同条2項)。
期間
ある時点から他の時点までの継続した時間のことである。
一定の時点である期限、期日とは異なる。
民法では時をもって期間を定めたときは即時から起算し、日、週、月または年をもって定めたときは、その期間が午前零時から始まるときを除き初日は算入しない(同法139条、140条)。
月または年をもって期間を定めたときは暦に従って計算し、最後の月または年における起算日の応当日の前日を満了日とするが、応当日のないときはその月の末日を満了日とする(同法143条)。
期間の末日が日曜日その他の休日にあたり、その日に取引をしない慣習がある場合は翌日を満了日とする(同法142条)。
期限の利益喪失条項
債務者に信用悪化や不信行為があった場合には、債務者は期限の利益を失い、直ちに債務を返済する旨の特約をいう。
民法では債務者の破産、担保の毀滅・減少、担保提供義務の不履行を喪失事由とする(同法137条)が、金融取引では支払いの停止、破産・民事再生などの申立て、手形交換所の取引停止処分などを喪失事由として定めている(銀行取引約定書5条など)。
また割賦販売法では、20日以上の相当な期間を定めて催告し、返済がなかったときでなければ、期限未到来の賦払金の支払を請求することができない(同法5条)と定めている。
期日管理
顧客が期日どおりに返済するよう管理することで、クレジットビジネスの中の最も重要な信用管理業務の1つとなっている。
期日
一般的には返済期日のように、約束した返済を履行する日を指す。
民事訴訟において、裁判所など一定の場所で、裁判機関と当事者その他の関係者が訴訟行為をするための一定の時間をいう。
口頭弁論期日、証拠調期日、和解期日などがある。
期日は裁判長または裁判官が定める。
期日到来元本
契約で約束した支払日に到った元本のことである。
キャッシュカード
銀行など金融機関が、預金者に対して発行するCD・ATM用の磁気カードである。
このカードを用いると、CD・ATMから通帳や印鑑がなくても預金の出し入れが可能となる。
なお銀行本体のクレジットカード発行による併用型カードやデビットカードシステムの導入などにより、キャッシュカードのセキュリティに対する関心が高まり、磁気カードからICカード化への切替えが進みつつある。
偽造力ード
磁気ストライプに人力されているデータを写し替えるなどして、偽造されたクレジットカードのことである。
CDやATMの利用明細書からデータを盗用したり、偽造グループと加盟店が結託して売上伝票からデータを盗み取ることが多い。
キャッシュディスペンサー(CD)
現金自動引出機、または現金自動貸出機のことで、略称で単にCD(シーディー)あるいはCD機と呼ばれる場合もある。
入金機能をもつものはATMと呼ばれ、CDとは区別される。
偽造カード対策
偽造カード対策は1980年代中頃に、VISA、マスターカードが中心となって「第一次共同防犯対策」が採用された。
磁気テープの導入とCATの普及、ホログラム(立体写真・印刷)の採用などである。
その後、「第二次防犯対策」として、VISAグループのCVV、マスターカードグループのCVC、顔写真入りカードなどが採用されている。
キャッシュバックカード
カードを利用する都度、利用額に応じて一定割合がポイントとして蓄積され、提携会社の商品購入などを条件にポイントに応じた現金が払い戻される機能が付与されたクレジットカードである。
既存債務
融資申込人(借り手)が、すでに抱えている債務のことである。
キャッシュ・マネジメント・アカウント(CMA)
米国の証券総合口座で、証券会社の金融商品MMF(マネーマーケットファンド)に、クレジットカードの決済機能や証券担保金融を結びつけた複合的機能の金融口座である。
米国の大手証券会社メリルリンチ社が1977年にVISAカードの発行銀行(コロンバス第一銀行)と提携して開発したのが第1号で、「現金管理口座」と訳されることもある。
顧客がクレジットカードや小切手を使うと、決済金額は、①現金残高、②MMF、③証券担保融資の順に引き落とされる仕組みになっている。
ギフトカード
商品券の一種である。
カード業界では、カード会員へのサービスの一環として汎用性の高いギフトカードを発行するカード会社が増えている。
なお通常、カード会社の発行するギフトカードで商品を購入した場合、釣り銭(現金)は出ない。
キャッシュレス
現金(キャッシュ)を用いない支払決済手段のことで、その代表的なものがクレジットカードである。
逆ザヤ(逆鞘)
金融機関(銀行など)の資金調達金利(預金金利など)が、貸出金利を上回ることである。
