自動契約機
消費者金融業や信販会社が導入している「非対面」型の無担保ローン借入れ契約機、1993(平成5)年7月に消費者金融大手のアコムが導入したのが最初である。
「むじんくん」 (アコム)、 「いらっしゃいましーん」 (プロミス), 「お自動さん」(アイフル)など、各社それぞれ愛称を付けている。
当初は「無人契約機」と称していたが、この名称はすべてを機械が処理しているかのような誤解を生むおそれがあるため、「自動契約機」と呼ぶようになったのである。
「自動でお金が借りられる」といっても、直接、機械からお金が出てくるわけではなく、利用者がお金を借りる資格があるかどうかの審査(与信)をして契約を結ぶための機械である。
その審査にパスすると、ローンカードが発券され、その後、併設のATMでお金を借り出すことができる仕組みになっているのである。
顧客は専用のブースに1人で入り、機械で所定の操作を行う。具体的な手順としては、まず、申込書に必要事項を記入し、免許証や保険証などの本人を証明できる書類とともに契約機に読み取らせるのである。
また、画面の質問項目にはタッチパネルで回答する。
これらのデータは契約センターに伝送され、担当者がモニターで確認したうえで審査資料とする(証明書類の偽造を見破る対策もとられている)。当然ながら、カメラを通じてモニターに写る申込者の姿も映像で確認できるようになっているのである。
伝送された資料や映像,自社保有の情報や個人信用情報機関のデータを材料に、店頭審査で活用しているコンピュータソフトを用いて、対面受付と同じ方法、基準で審査にあたるのである。
