クレジット産業の歴史:一覧
力ードのはじまりと発展
クレジットカードは、1900年代初頭のアメリカにおいて、航空会社やホテル、石油元売会社や大手百貨店などが、①顧客の売掛金勘定の事務処理を正確かつ大量に処理すること、②顧客の取引データの保存管理と囲い込みを行なうこと、を目的に発行したものが、そもそものはじまりである。
日本のクレジットの原型
わが国において、「貸借」という経済現象がいつごろからはじまったのかは定かではない。
古代日本には、出挙(すいこ)と呼ばれる貸借があった。
これは、春の種まきのときに農民に稲を貸し付け、秋の収穫のときに一定の利息をつけて返済させるものである。
現代のクレジット元年は1960年
後にクレジット業界に多くの人材を送り込むことになる愛媛の呉服店「丸善」の田坂善四郎氏が、不特定多数への販売促進手段として「月掛け売り」と称してクレジット販売手形による(手形による月賦販売)を行なったのが1895(明治28)年であったが、本格的な月賦販売は、アメリカのシンガーミシンの日本進出により、1907(明治40)年からはじめられた。
クレジット業界激動の1960年代
・百貨店クレジットカードの誕生
クレジットカード元年の1960(昭和35)年はまた、百貨店の自社発行によるクレジットカードが誕生した年でもあった。
流通系クレジット会社のルーツ
わが国のクレジットのルーツは、1895(明治28)年、愛媛県の呉服店「丸善」の田坂善四郎という商人がはじめた月掛け売り(品物を先に渡し、後で毎月売掛金を集金するという方式)が最初だといわれている。
信販会社のはじまり
戦後のクレジット販売のルーツは、昭和20年代の「チケット」と「クーポン」である。
チケットは、1949(昭和24)年に京都専門店会(専門店会とは地域の中小小売店が集まってできた組織)が企業の職域を通じて発行した「分割払いのもぎりのチケット」がはじまりである。
このチケットは、それ以後、全国各地の専門店会へと波及していくことになる。
